更年期に入ってから、頭痛がひどくなったような気がします。頭を締め付けられるあの痛さ。もう泣きたくなるほどです。
症状からして更年期の人に多い緊張型頭痛だと思いますが、仕事をしていても頭が痛くて集中できないし、話す事もできなくなってとても辛いです。
この更年期に起こる緊張型頭痛の原因や、薬について調べた事をお話します。
更年期の頭痛の原因
頭痛は、更年期障害の症状で比較的多いと言われています。
更年期が原因の頭痛は、女性ホルモンでのエストロゲンの減少が関係しています。エストロゲンが減少する事で、ホルモンバランスが崩れます。
その事により自律神経も乱れ、脳に血液の供給が安定しなくなる事から生じると言われています。
更年期障害の頭痛は、「緊張型頭痛」と「偏頭痛」が多く見られますが、偏頭痛が起こるのは、大体20代~40代の人が多いので、50歳を過ぎた人の場合の頭痛は緊張型頭痛が多いと言われています。
緊張型頭痛の特徴は、頭を両側からギュっとしめつけられたような痛みです。
分かりやすく言うと、頭に輪がはめられていて、その輪がギュッと締め付けられるような感じなんです。例えるなら、孫悟空が悪さをした時に、三蔵法師に呪文で頭の輪を締め付けて懲らしめられているような。
緊張型頭痛は、ストレスや肩こり、眼精疲労によって引き起こされる事があるので、首や肩のストレッチ、目を酷使しない事である程度は防げるとされています。
それでも頭痛が起こった場合は、市販の薬を飲むようにしています。
市販薬を頭痛のたびに飲んでも大丈夫?
私の頭痛の頻度は、大体1カ月に1~2回くらい。一度起こったら3日くらい続きます。この頻度がここ数年、続いています。
本当は、婦人科か頭痛クリニックで診てもらえば良いのでしょうけれど、月に2回ほどで薬を3日間飲み続けたら治まるので、市販薬で済ましてしまっています。
ちなみに、私はロキソニンを飲んでいます。これは病院でも処方されているお薬なので、なぜか安心感があって使っています。この感覚は正しいかどうかは分かりませんが。
しかし、月に2回という頻度は低いのか高いのかも素人では判断できませんし、薬を2~3年も飲み続けても大丈夫なのか心配になってきました。
薬には依存性があって、いずれ効かなくなると聞いた事がありますし、実際に頭痛薬の飲み過ぎで「薬剤誘発性頭痛」という慢性頭痛を引き起こす事もあります。
そこで、お医者さんが書かれた書籍で調べてみると、私のように月に2回ほどの場合はさほど問題ない事が分かり、ホッとしました。
痛み止めが効かなくなったら
それでも、同じ鎮痛剤を飲み続けて行くと、やがて効かなくなるという事もあるそうです。
これには、いくつかの原因が考えられます。ひとつには、このような鎮痛剤には慣れというものがあると言われています。
その場合には、成分の違う鎮痛剤に代えてみるのもひとつの方法です。
それでも効かなくなったら、婦人科に行こうと思います。
更年期障害による頭痛は、エストロゲンの補充で頭痛が軽減すると言われているので、辛い場合はまずは婦人科で相談してみます。
自分でできる頭痛予防
薬にばかり頼りたくないので、自分でできる予防方法を実践しています。
ウォーキングをする。
エストロゲンに似た大豆イソフラボンを摂る。
肩こり・首コリが防げる肩甲骨体操をする。
肩甲骨体操は、とても簡単ですぐにできます。
中でもとても分かりやすく効果的な方法の動画を見つけたので、参考にしてみて下さい。身体の仕組みから説明してくれるので、見るととても納得しますよ。
今回は、頭痛に関する薬の話や頭痛予防について書きました。これからも頭痛に関する情報を書いていきますね。